モデルコース紹介
より多くの方に佐渡ジオパークの魅力を体感していただくため、人気観光地を盛り込んだモデルコースをご用意しました!
モデルコース紹介
より多くの方に佐渡ジオパークの魅力を体感していただくため、人気観光地を盛り込んだモデルコースをご用意しました!
このエリアでは、日本海誕生から深海底に変化していく地層と化石を観ることができます。化石探しに興味のある方には一押しのコースです。絶滅した化石を探しながら、当時の環境を考える、そして佐渡の成り立ちや日本海の変遷を想像する、ワクワク感満載のコースです。
潮掛鼻の石灰質砂岩にはミオジプシナやオパキュリナといった大型有孔虫の化石が含まれています。
この大型有孔虫は、沖縄のお土産で有名な「星の砂(ホシズナ)」と同じ仲間で、暖かい南国の海に生息していた生き物と考えられています。地層ができた日本海誕生の頃の海は、とても暖かかったことが想像できます。
日本誕生の頃の海の様子
羽茂の亀脇にほど近い椿尾の海岸には、日本海誕生の頃の化石が見られます。貝殻が解けてなくなった印象化石が多いですが、アワビ、アサリ、ウミニナの仲間が見つかります。その他、陸から海への変化を示す礫浜の地層(弁天岩の基底礫岩)や、波で磨かれた石英グループのきれいな小石などを観察することができます。
素浜海岸に見られる白い泥岩は横から圧縮されて波型に変形しています。このような地層の変形を「褶曲」といいます。褶曲した地層は素浜海岸一帯に見られ、深い海の時代の終わりと、島の隆起の始まりを告げています。
また、この海岸は四季折々の海岸特有の植物が生育し、私たちの目を楽しませてくれます。
ここは深海底? 深い海を物語る泥岩
深い海の時代の海底にたまった泥岩の地層が観察できます。この泥岩はマグマの熱が影響して、固い泥岩になりました。所々にノジュールという大きさ50㎝~2mくらいの丸い団塊が含まれています。この地層からは、ニシン科の魚の骨やキヌタレガイという深海性の貝の化石が見つかることがあります。
哺乳類化石の故郷
この海岸には、大型哺乳類の化石を含んだノジュール(石灰質団塊)がたくさん落ちていました。その中からアシカのようなアロデスムスの頭骨化石や、世界最古のサドムカシツチクジラの頭骨化石が発見されました。まさに哺乳類化石の故郷と呼んでよい場所です。もしかしたら新発見があるかも・・・
化石探しをしながら昔の環境を想像してみると、佐渡が長い時間をかけて変化したことが実感できます。佐渡が海の底にあって、その海が暖かな熱帯の海であったり、時には深さ数千メートルにもなる深海であったり、今では考えられない大昔の海の様子がこのコースをを回ると見えてきます。