地形と自然環境

佐渡は日本海最大の島であり、鉱山がある唯一の島です。大佐渡山地と小佐渡山地が北東〜南西方向に伸び、2つの山地の間に穀倉地帯である国中平野が広がっています。

大佐渡の北側には佐渡海嶺が、西側には富山舟状海盆があります。糸魚川〜静岡構造線から佐渡島の西を通り北海道の奥尻島付近に伸びる地域は、日本海東縁帯と呼ばれ、地震が多い地域としても知られています。

海流(対馬暖流)の影響で、夏は本土よりも涼しく冬は暖かい佐渡。恵まれた自然環境のため、多種多様な植物や海生生物をみることができます。島内の大部分は国定公園や県立自然公園に指定されており、山中には日本最大の高原湿原性浮島をもつ神秘的な池も存在しています。

ジオパークとしての佐渡島

人の暮らし

島の中央に平野を持つ、特徴的な島の形は、とても長い年月をかけてつくられました。
平野部分には水田が広がり、トキをはじめとする、多くの生き物を育む場となっています。

大昔の火山活動によってもたらされた岩石は島の土台をつくり、かつて日本一をほこった金銀鉱床ももたらしました。

私達の暮らしや佐渡に生きる動植物と大地には、深い関わりがあります。
人の暮らしと繋がる大地の物語を楽しむことができる場所、それが佐渡ジオパークです。

そもそもジオパークって?

「ジオパーク」という言葉は、ジオ(地球・大地)とパーク(公園)を合体させた造語です。豊かな自然を保全・保護し地域資源として活用することが求められています。自然を愛し、学習・教育に活かし、観光客を受け入れ、持続可能な地域の活性化を図る取組みをジオパークでは続けていきます。

国内には日本ジオパーク委員会(JGC)が認定した「日本ジオパーク」が、世界には世界ジオパークネットワーク(GGN)が認定した「世界ジオパーク」があります。ジオパークに認定された地域は、4年毎の再審査によって適性や活動歴が定期的にチェックされ、活動の維持と向上が求められます。

国内で「世界ジオパーク」に認定されているのは、糸魚川(新潟県)、洞爺湖有珠山(北海道)なとの9地域、「日本ジオパーク」に認定されているのは佐渡を含めて43地域です(2015年9月現在)。その他、ジオパークの取組を始めたり、認定を目指している地域を含めると国内では50を超える地域があります。

詳しくは日本ジオパークネットワークをご覧ください。

2013年秋に「日本ジオパーク」に認定された佐渡はいま、多様な取り組みを続けています。

島内の国定公園、天然記念物など

国定公園 佐渡弥彦米山国定公園(1950年)
国指定天然記念物
国指定名勝
佐渡小木海岸(1934年)
国指定名勝 佐渡海府海岸(1934年)
国指定天然記念物 平根崎波食甌穴群(1940年)、小木・御所サクラ(1928年)など
国指定史跡 佐渡金銀山遺跡(2011年名称変更)など
国指定特別天然記念物 トキ(1952年)
日本地質百選 佐渡金山(2007年)、佐渡小木海岸(2007年)
県立自然公園 小佐渡県立自然公園(1959年)
県指定自然環境保全地域 上の平自然環境保全地域(1989年)
県指定天然記念物 乙和池の浮島及び植物群落(1963年)、杉池・紅葉樹林(1965年)、佐渡鉱床の金鉱石(1958年)など
県指定天然記念物
県指定名勝
台ヶ鼻(1973年)
県指定史跡 新穂玉作遺跡(1952年)、鎮目市左衛門墓(1958年)、岩屋山石窟(1972年)など
市指定天然記念物 沢根貝立層(2004年)、関の鏡岩(2004年)
市指定名勝
市指定天然記念物
沢根崖(2004年)