令和4年度佐渡ジオパーク市民講座、わくわくコース(第1回)を開催しました。

令和4年5月15日(日)に、令和4年度佐渡ジオパーク市民講座、わくわくコース(第1回)を開催しました。この講座は、「萌える里山満喫ツアー」と銘打ち、小佐渡北部エリアを巡りました。受講者は19名でした。

午前中は、津神島で大川地域の役割とともに、大陸時代を物語っている特徴的な岩石の観察を行いました。赤亀岩では海岸で生き物や興味深い岩石を参加者に拾ってもらい、観察できる生き物などについて全員でまとめを行いました。風島弁天公園まで徒歩で移動し、その後、赤玉の棚田まで行き、小佐渡北部の傾斜の説明とともに棚田の役割などについての説明がありました。

午後は生椿へ。散策するとともに、田んぼで生き物観察を行いました。モリアオガエルやアカハラヤモリなど、珍しい生き物にも出会えて、参加者一人一人楽しく過ごした1日となりました。

陸上でしかせきない岩石。これは日本、佐渡が大陸にくっついていた時代を物語る石という説明を図とともに解説。その石の上に松の木が生えていることで、松の生命力の強さも表す場所として紹介していました。

赤亀岩のこの赤さは鉄分がさびていることから出ていることや、この岩の特徴などを説明。

赤亀岩では生き物調査も行いました。時間を忘れて、生き物採りや石拾いに没頭。イソギンチャクやカニの赤ちゃんも見れて大満足。参加者も貝の名前などよく知っています。

生椿にて田んぼに棲息する生き物観察を実施。パッと見では気付きませんが、クロサンショウウオやモリアオガエルなど、多様な生物が棲んでいることが確認できました。

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