市民講座(中級コース)第4回を実施しました!

6月27日(日)に、令和3年度の市民講座(中級コース)第4回を実施しました。

今回も第3回に引き続き、相川金銀山エリアに出かけました。

午前は、まず最初に、前回に学んだ石うすに使った石で、下うすの素材に使われた片辺礫岩を見て、前回の復習をし、その後関へ向かい、「木の葉石」と呼ばれる植物の化石探しをしました。受講生の皆さんは、化石を見つけると大喜びで写真に収めていました。昔は湖だった場所が隆起したためこの関で化石が見られるようになったことなど、化石のできかたについて学びました。次に岩谷口の響岩や洞窟を見学しました。波の音が岩の方からするのを楽しんだり、第2回の講座で行った岩屋山に続くと言われる洞窟をのぞき込んだりしていました。

午後は、平根崎で貝の化石や生痕化石、波蝕甌穴などを見ました。陸上で貝の化石が見られるということは、かつて海の底だったと学び、最後に行った尖閣湾では、大昔の火山活動でできた流紋岩のダイナミックな光景を間近かで見学しました。

今回のジオパーク市民講座では、大地の動きを体感する講座となりました。

前回の講座に引き続き、金鉱石を細かくすりつぶす石うすの下うすの素材に使われた片辺礫岩を見学し、復習をしました。

関で「木の葉石」探しをしました。みんな夢中で探し、見つかると大喜びしました。

響岩では、大声を出してみて、自分の声が響く様子も楽しんでいました。

平根崎では、貝の化石を探したり、生き物が這った痕を見たりして、大昔は海底だった証拠を確認しました。

巨大な貝がらの化石も発見!!

尖閣湾では、縦しま模様のダイナミックな景観に、圧倒されていました。

お知らせ

カテゴリー
年間アーカイブ

その他の関連記事

            記事一覧を見る