令和元年度ジオパーク市民講座 初級コース【相川金銀山エリア編】が実施されました!

6月29日(土)にジオパーク市民講座初級コース【相川金銀山エリア編】が実施されました。

 

今年度の初級コースは【小木半島エリア編】、【相川金銀山エリア編】、【国中平野・加茂湖エリア編】の全3回を予定しており、今回は2回目となります。

初級コースでは1日かけて、各エリアの代表的な佐渡の成り立ちの証拠がある現地に訪れ、その地域に住む人々の暮らしを実感できる内容となっています。

 

相川金銀山エリア編では、佐渡の金山採掘の歴史を知れる「きらりうむ佐渡」を見学し、その後は金山で採れた鉱石を磨り潰すために使われた石磨(いしうす)の産地や金銀鉱脈の採掘地を見学しました。

それぞれの場所で、「なぜこんな岩があるのか?」「なぜ金銀鉱脈があるのか?」から佐渡の成り立ちとの関連や、鉱山として活用していた人々の工夫などを知ってもらいました。

参加者からは「佐渡の成り立ちの証拠が、人の暮らしに上手に使われているのが分かりました」といった感想を頂きました。

 

初級コースの最後の1回は既に募集が始まっていますので興味がある方はぜひご応募ください!(初級コースの申込はコチラから)

最初に初級コースの概要や行程などの説明を行いました。

きらりうむ佐渡で佐渡金山の採掘の歴史や構成資産について学習しました。

鉱山の「下磨(したうす)」に使われたものと同じ石材を見ながら、どうやればこのような岩ができるかを考える参加者たち。

吹上海岸で、鉱山の「上磨(うわうす)」に使われた石材と同じ小石を探す参加者たち。

佐渡金山の第5駐車場から、かつて佐渡最大級の鉱脈だった「青盤脈」の跡を観察する参加者たち。

金銀鉱脈が生まれた要因の1つ、「鏡肌」と呼ばれる特徴を持つ岩について解説する学芸員。

北沢浮遊選鉱場では、佐渡金山の構成資産について学習した「金山ガイド」が案内を実施してくださいました。

最後のまとめでは、参加者で佐渡の成り立ちに関する劇を行いました。

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