佐渡のお米

<佐渡ジオパーク食の由来>

別々の島だった大佐渡と小佐渡。二つの島の間の海は、川から流れ出した土砂で埋め立てられて広大な国中平野になりました。弥生時代以降、国中平野は米づくりの中心地でした。 また、相川金銀山の採掘に移住してきた多くの人々の食糧確保のため、平野だけでなく山の斜面や段丘を利用した棚田も各地でたくさん作られました。 高い山を有する佐渡は、島としては珍しく水が豊かです。また、周りが海に囲まれているので、気候は温暖です。自然豊かな大地で多くの生物を育み、環境に配慮した米づくりを行っており、その農法は、GIAHS世界農業遺産に選ばれた要因の1つでもあり、佐渡のお米は、世界的にも認知度が高まっています。 ※ 由来には、諸説あります。また、地区ごとに由来が異なる場合があります。

<特徴>

田んぼに暮らす小さな生きものたちと共生するために、1年を通じて田んぼに「水辺」を設ける工夫や、農薬や化学肥料を県の基準の半分以下に抑えながら作られた安全、安心なお米です。そんな佐渡の田んぼの上を飛ぶトキの姿が年々増えています。 佐渡のお米は、新潟県で魚沼産と並ぶトップブランドのお米です。