佐渡のお酒

<佐渡ジオパーク食の由来>

酒作りに欠かせないのが米と水です。佐渡の酒は農薬を抑えた佐渡米と山地からの伏流水(地中にしみこんで流れる地下水)を使って仕込まれます。 酒造りの米は、主に国中平野で作られます。国中平野は、大佐渡・小佐渡の山地から流れ出した土砂が海を埋め立ててできた大地で、湿地帯には植物が生育し、いくつもの河川によって肥沃な土壌が形成されてきました。 酒造りの水は、軟水がよいとされます。山に降った雪が雪解け水となって大地に染み込みますが、その水は数十年の歳月を経て伏流水として湧き出ます。かつての深海の底が3000m以上も隆起し、大きな山脈となった佐渡の山地では、酒造りに適した清浄な水が作り出されています。 ※ 由来には、諸説あります。また、地区ごとに由来が異なる場合があります。

<特徴>

佐渡特有の豊かな自然が育んだおいしいお米と清らかな水から生まれる佐渡のお酒は、淡麗辛口のスッキリとした飲み口が特徴です。 佐渡にはたくさんの酒蔵があり、個性豊かな蔵があることから、海外からも注目を浴びています。