【開催報告】市民講座「トキ…国中・加茂湖…(おにぎり)」

令和2年11月7日(土曜日)に、ジオパーク市民講座(初級コース)「トキにも会える!?国中・加茂湖の生い立ちと今を訪ねる!」(佐渡市ジオパーク推進室と佐渡市農業政策課との連携講座)が開催されました。この講座では、佐渡市ジオパーク推進室と佐渡市農業政策課の2人の講師が案内を担当し、午前の部と午後の部を合わせて20人の参加者が、とても楽しそうな様子で講座に参加していました。

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この講座では、佐渡ジオパークセンター(佐渡島開発総合センター)を起点として、参加者はマイクロバスで各見学地を訪ねました。

まずは、佐渡ジオパークセンター2階の講堂で始まりの会があり、その後、1階の床面地図を用いての全体的な説明がありました。そして、マイクロバスに乗り込み、加茂湖の畔にある「秋津サイクリングロード入口」に行き、そこで、参加者は、加茂湖についての説明を聴きました。加茂湖の特産といえばおいしい牡蠣ですが、それがなぜ、加茂湖で養殖されるようになったのかの解説もありました。

次は、「柿団地」に行き、「なぜ、ここで柿の栽培を行っているのか」などの解説を聴き、その後、「田んぼアート跡」に向かいました。ここでは、講座のタイトルのとおり、トキに会うこともでき、参加者の皆さんはとても喜んでいました。

そして、最後の見学地であるトキのテラスに行き、素晴らしい眺望を楽しんでいるところで、今日の見学地にゆかりのある牡蠣のおにぎりと柿のおにぎりの登場です。お米も佐渡市認証米「朱鷺と暮らす郷」を使ったもので、参加者の皆さんはとても喜んでいました。

参加者に話を伺うと、「柿のおにぎりも牡蠣のおにぎりもとてもおいしかった。」、「牡蠣の養殖を行っていることも柿の栽培を行っていることも、つまり人々の生業に、佐渡の成り立ちが関係していることがよく分かった。」、「ジオパークの話とGIAHS(ジアス:世界農業遺産)の両方の話を聴くことができて、とても楽しかった。」、「2人の掛け合いもおもしろかったし、車内でもクイズがあって楽しかった。」などと、話してくださいました。

皆様、今後の楽しいジオパーク市民講座にもどうぞご注目ください

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「佐渡ジオパークセンター」で床面地図を用いて解説を行う様子

「秋津サイクリングロード入口」加茂湖について解説する2人の講師

「柿団地」での説明の様子

「田んぼアート跡」での説明の様子

「トキのテラス」屋上で、おにぎりを配る様子

おにぎりを手に満面の笑みの参加者

おいしい牡蠣のおにぎりとおいしい柿のおにぎり

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