ガイド養成講座第4回は相川でガイディング実習を行いました。

ガイド養成講座第2回から4回まではガイド案内の方法を学びます。毎回違う認定ガイドを講師に迎え、受講生にガイドの仕方を学んでもらいます。

12月19日(日)は相川第5駐車場で見ることができるジオサイト、青盤脈を中心としたガイディング実習をあいかわ開発総合センターにて行いました。本来であれば現地で実習を行いますが、雪のため、あいかわ開発総合センターでの実習となりました。

午前は、講師2名による観光ガイドとジオガイドの違いやガイディングの心得の再確認の説明がありました。また、目にしている物が人々に何をもたらしたのか、人々の暮らしにどう繋がっていくのかを説明できるよう心掛けることを共通認識としてもつことの大切さも確認していました。

その後、第5駐車場で見える物をイスなどで見立て、講師1名による模範案内を行い、午後は参加した受講生2名による実技がありました。

ゆっくり話すことを心掛けることや佐渡の成り立ちを説明に加えることなど講師からのコメントがありました。ガイディング実習の回を増すごとに説明の流れも上手に組み立てられるようになっており、前回までの講師からの指摘事項を改善している点も見られ、受講生が意識して取り組んでいるのが分かる実習でした。

物を言わない自然の声をいかにお客様に分かりやすく伝えるのか、ジオパークガイドの重要な役割を再確認する機会が最初にもたれました。

受講生がお客様になり、講師である本間ガイドの模範案内を間近で見て、説明内容、方法、案内構成だけでなく、お客様への配慮やまとめ方など多くの点を学びました。

受講生の一人は人前で話すのに慣れているため、なぜ佐渡に金があるのかについて滞りのない説明をしていました。

もう一人の受講生は、図を使用して分かりやすい説明を心がけ、青盤脈のみでなく、金銀山の坑道である大切山坑や大立竪坑などの説明にも挑戦していました。

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