令和3年度佐渡ジオパーク市民講座、上級コースが始まりました。

6月6日(日)の令和3年度佐渡ジオパーク市民講座、上級コース(第1回)は晴天のなか、行われました。

13名の受講者が二ツ亀、大野亀で見られる岩を中心に講師とともに議論していました。

午前は藻浦から二ツ亀までの遊歩道を歩きながら、植物観察をしたり、貴重な岩などを中心に知識を得ていました。お昼は二ツ亀でとりましたが、運よく砂州が形成され二ツ亀まで歩いて行くことができました。初めての経験の人も何人もいて、二ツ亀を間近に見れたこと、その層の構造の説明などを真剣に聞いていました。

午後は大野亀で興味を引いた石を各自が拾い、講師に確認してもらう時間を過ごしました。受講者は石についてある程度の知識をもっているため、講師と議論しながら石の同定をしていました。

藻浦から出発!目の前に二ツ亀が見えています。目的地はその二ツ亀です。

二ツ亀に行く途中に藻浦と北鵜島でしか見られない貴重な岩が見られます。講師からの説明の後は、各自でこの岩をじっくり観察しました。

遊歩道沿いには、他にもいろいろな岩があります。こちらは砂岩・泥岩互層というもの。ただの岩だったものが説明を聞くことで、形成の年代や過程が分かるまでになります。

二ツ亀まで繋がっている。じゃあ行こう!ということになって、遠くからの説明で終わりの予定が変更。二ツ亀の成り立ちについて岩などをもとにした説明を聞きながら、近くでじっくり観察できたことに感謝!

大野亀では石探し、岩石標本つくりが行われました。どれだけ多くの種類の石が集められるか。石を割って確認しながら進めます。

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