佐渡ジオパークガイド協会研修会、再開!

7月12日(日)、午前と午後に分けて、佐渡ジオパークガイド自主研修会が開催されました。

 

午前は「ガイドのための新型コロナウイルス救急講習会」と題して、認定・準認定ガイドを対象に相川消防署の方に講義をしていただきました。13名のジオガイドが新型コロナウイルス感染症で現在分かっていることをまず説明してもらい、次に「移らない、移さない」を意識しながらどのように対応していくのかを学びました。その後、ガイド協会で作成したガイド案内実施に際しての基本的方針、感染症疑いのある症状が出た場合にガイドがとるべき対応のフローチャート、感染症に対応したガイド道具類などを確認しました。お客様もジオガイドも安心して佐渡島内を巡れるよう細心の注意を払った準備ができていると思います。

 

午後は協会員全員を対象とした、相川の尖閣湾(せんかくわん)の特徴や魅力を学ぶ研修会が開かれました。23名の協会員の参加となりました。残念ながら、海中透視船が欠航となったため、尖閣湾を海から観察することはできませんでしたが、講師のジオパーク推進室相田指導員と共に遊歩道を歩きながら、尖閣湾の崖のなりたちや指導員おススメの尖閣湾の絶景が見られる秘密の場所を教えてもらいました。残った時間で海岸段丘についても学び充実した研修会でした。

相川消防署の方から、心肺蘇生などを行う際に新型コロナウイルスなどの感染症に対応しながら注意するべき点などを分かりやすい説明で教えていただきました。また、ジオガイドの質問にも丁寧に答えていただきました。

新型コロナウイルス対策を踏まえたジオガイド基本方針を確認し、最後に感染症対策としてガイド道具に新しく加わった物の確認、取り扱いなどの再確認をしました。

午後は尖閣湾にて。植物など、講師だけでなく参加者全員で知っていることを共有しながら、遊歩道を歩いていくと、この場所へ。これは柱状節理でしょうか?

いえいえ、違うんです!講師は図でこの尖閣湾の成り立ちや、この岩が流紋岩であることを説明していました。間違って認識していた人たちも、今回の説明で正しい知識を得ることができたと思います。

秘密の場所はここ!ねっとりした溶岩がうにゅっと出て、流れた模様がはっきり見てとれます。

参加者全員、大興奮!

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