クジラ展示解説会を開催しました!

佐渡博物館が主催し、佐渡ジオパーク推進協議会が共催して開催している企画展「クジラから見る佐渡人と海の文化」の展示解説会を8月20日(土)に開催しました。

この企画展は、世界最大の哺乳類「クジラ」が佐渡の人々の暮らしにもたらしてきた恩恵や関わりについて、佐渡に残る記録や信仰などから考える展示内容です。

1960年代に小木堂釜地区で発見されたツチクジラ属の世界最古の化石も展示してあり、本物の化石を見られる絶好の機会となっています。このツチクジラは、新種であることもわかっている貴重なものです。

佐渡博物館の平野黎学芸員と、ジオパーク推進室の相田満久推進指導員が、クジラと佐渡にまつわる展示について、ていねいに解説を行い、参加者もメモを取るなど熱心に聞いていました。

解説を聞いた後は、同時に開催している「新種ツチクジラの和名」を一生懸命考え、応募していました。

なお、「クジラの展示解説会」は、9月17日(土)と10月1日(土)にも開催します。

また、「世界最古のツチクジラ化石」は、10月2日(日)まで佐渡博物館にて展示しております。その後もレプリカを展示する予定ですので、ぜひご来場ください。

佐渡博物館企画展「クジラから見る佐渡人と海の文化」の展示。展示を観るほか、実際に触ったり音を聞いたり、実際の大きさを実感したりできます。

相田推進指導員が、ツチクジラ属の化石について、研究内容や化石の特徴など、詳しく解説しました。

平野学芸員から、クジラと佐渡の人々の暮らしにまつわる展示について、ひとつひとつ解説がありました。

解説会に参加した後、新種ツチクジラにかわいい名前を考え、応募してくれました。

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