【開催報告】二見半島コース(市民講座エンジョイ!…)

二見半島コース(ジオパーク市民講座エンジョイ!ジオパーク♪コース(第2回))が、令和4年5月21日(土)に開催されました(主催:佐渡市教育委員会社会教育課ジオパーク推進室)。講師は、佐渡ジオパークガイド協会所属の2人の認定ガイドが務め、2人は日ごろ磨いたガイディングの腕前を遺憾なく発揮し、参加者の皆様(19名)の笑顔あふれる講座となっていました。

この講座は、きらりうむ佐渡を集合場所とし、まずはそこで見学コースの概要を説明しました。その後、皆でマイクロバスに乗り込み

  • 猫岩(ねこいわ)
  • 夫婦岩(めおといわ)
  • 長手岬ながてみさき)
  • 定福寺(じょうふくじ)
  • 段丘の景観
  • ため池
  • 春日崎(かすがざき)

と、二見半島を代表する見どころを見学しました。

講座終了後、ある参加者にインタビューしたところ、「SNSに掲載されていた参加者募集の記事を見て、初めて申し込んでみましたガイドさんが分かりやすく、そしておもしろく説明してくれました。二見半島が何段もの段丘でできていること、その段数によって人々の土地利用の仕方が異なっていることを今回初めて知りました!つまり、人の暮らしは、その土地の成り立ちと密接に関係していることがよくわかりました。次回も、ぜひ申し込みたいです。」との感想を伺えました。

次回のジオパーク市民講座も楽しい企画が盛りだくさんです!皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

夫婦岩にあるおよそ3,000年前のフジツボの化石を解説するガイド。当時は、目線の高さに海水面がありました。

伊能忠敬(江戸時代に日本地図を作成)が、測量の旅の途中に宿泊したとされる定福寺を解説するガイド

平らな岩場が広がる長手岬を解説するガイドの話を熱心に聴く参加者の皆様

二見半島には大きな川がないため、農業用水のため池が数多くあります。

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