佐渡のりんご

<佐渡ジオパーク食の由来>

日本は温帯の気候の所が多く、その中でも比較的暖かい所を暖帯といいます。佐渡は、温帯性と暖帯性の植物が入り混じって生育しています。北緯38度線がその境界といわれますが、佐渡はまさしくその38度線が通っています。そのため、温帯性植物のりんごが栽培できます。りんごは、芽を出すときに低温にさらされるとよく育ちます。また、日当たりがよく肥沃な土壌が適しています。西三川をはじめ、佐渡各地の段丘などは、りんごの栽培に適した土地です。

<特徴>

袋をかけず、直射日光を当てて完熟してから収穫する佐渡のりんごは、蜜が入って適度な糖度があります。 「ふじ」をはじめ、「秋映」、「シナノゴールド」、「王林」など、色々な品種が作られ、味も食感も様々です。新潟県内では、約60%のりんごが佐渡産です。