佐渡牛乳・バター・チーズ

<佐渡ジオパーク食の由来>

佐渡の酪農の歴史は古く、明治12~13年頃、相川鉱山長の狗林三助氏が乳牛の放牧を試行したのが始まりです。現在はほとんどなくなりましたが、かつてはドンデン山などでの放牧が盛んでした。佐渡の乳牛の飼育は、国中平野や海岸の段丘で栽培した稲を実る前に刈り取り、稲の茎や葉を一緒にラッピングして中で発酵させ、えさにする方法が主流になっており、そうしてできた牛乳を乳製品に加工しています。また、もみ殻は牛舎の敷料(牛の寝床に敷く)とし、牛糞は堆肥として稲作に使われています。北海道のような広い牧場で牧草を食べさせる飼育ではありませんが、佐渡の酪農では、稲作と結びついた資源循環型のスタイルで乳牛の飼育が行われています。

<特徴>

朱鷺のデザインのパックに入った佐渡牛乳は、生乳に近い風味となっています。クリーンミルク生産農場の証である「畜産安心ブランド生産農場」から出荷された安全・安心の牛乳です。 熟練のバター職人が作る、甘さと香りのバランスにこだわった極上のバターと、さわやかな佐渡の香りのチーズも料理やお菓子作りにおすすめです。