新潟地方気象台×佐渡ジオパークコラボ授業

1月16日(水)、両津吉井小学校5・6年生の児童19名を対象に、新潟地方気象台と佐渡ジオパークがコラボし、気象や災害に関する授業を行いました。

佐渡の気象の特徴や、佐渡で起こった地震や津波などの災害について学び、防災について考えることを目的として実施しました。佐渡では初の試みです。

新潟地方気象台職員3名から、雷が鳴ったときの対処方法や、55年前に起こった新潟地震による津波被害のお話しを当時の写真を用いて行っていただきました。児童たちは皆真剣な表情で職員の話しを聞いていました。

質問コーナーでは「なぜ雪は白いのか?」「なぜ雷はジグザグに進むのか?」など、考えてみるとたしかに不思議・・・と思う質問が児童たちから多く寄せられました。

気象や災害は、佐渡の地形と深い関わりがあります。佐渡の特徴的な形や、高い山がなぜできたのか?佐渡のなりたちを知ると、その理由を知ることができます。授業のまとめとして、児童たちに協力してもらい、佐渡のなりたちを再現した劇を佐渡ジオパーク推進協議会事務局が実施しました。

ジオパークは理科だけでなく、様々な授業に活用することができます。これまで繋がらなかった分野同士を繋ぎ、連携することにより地域の持続可能な発展を目指しています。

出前授業を希望する学校は、佐渡ジオパーク推進協議会事務局までお問い合わせください。

雷が鳴ったときの対処方法について、○×クイズを実施しました。意外とむずかしい!?

佐渡にもたくさんの断層があり、地震が起こることを説明しました。

授業のまとめは児童たちに協力してもらい、佐渡のなりたちを再現した劇を実施しました。「大陸役は動かないことが役目!」と言うと、全力で大陸になりきってくれました。

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