元小木(矢島・経島)の枕状溶岩を見学。ガラス質で、少しピカピカして見えました。
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6月13日(日)に、令和3年度の市民講座(中級コース)第2回を実施しました。
午前は、元小木の矢島・経島でかりんとうみたいな枕状溶岩を、琴浦では鳥そぼろみたいな水中火砕岩でできた室(ムロ)を見学しました。どちらも大昔に活発な海底火山から噴き出した玄武岩で形作られています。小木半島が黒っぽいのは、この玄武岩が黒っぽい岩だからだということを学びました。
午後には、昼食をとった後、小木民俗博物館を出発し、沢崎の地元の方から、広い平らな海岸が岩のり作りに適していることや、岩のりの養殖を普及した郡水産技手の児玉祐蔵氏の逸話、採取の苦労話などをお聞きしました。
その後、宿根木海岸、岩屋山の洞窟や横井戸なども見学し、大地と人の暮らしの関係について学び、1日の行程を終えました。
元小木(矢島・経島)の枕状溶岩を見学。ガラス質で、少しピカピカして見えました。
琴浦で、実際に使っていた室(ムロ)に入ってみました。ヒンヤリして気持ち良かったです。
沢崎の地元の中川さんから、岩のりの養殖のお話を聞きました。児玉祐蔵氏の記念碑も見ました。
沢崎の灯台から海岸へ降り、広い平らな海苔場を見学。トビシマカンゾウの花がきれいでした。
宿根木では、相馬崎隧道を通って海岸へ。隆起波食台の平らな土地を利用した塩作りについて学びました。
今日のコースの最後は岩屋山。洞窟へ向かう長い階段を、受講生の皆さんは元気に登っていました。