澄んだ青空のもと金北山の頂上を目指して歩きます。
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8月9日(木)、11日(土)の2日間、自然探究講座(8月講座)が行われ、合計37名の受講生が参加されました。
今回の探究講座のテーマは、「佐渡最高峰金北山の知られざる魅力」でした。
当日は、自衛隊の許可をいただき二の岳までマイクロバスで登り、そこから金北山の頂上にある金北山神社を目指しました。イブキジャコウソウ、タカネマツムシソウ、ウメバチソウ等の高山植物やブナ林、低地では見ることのできないエゾゼミ、そして鮮やかな赤色の結晶を含むデイサイトなど、金北山ならではの魅力を感じながら登山に勤しみました。頂上から見た佐渡はまさしく日本海に浮かぶ島であり、いつもと違う水平線の様子から地球の丸さを感じることができました。
受講生からは、「高山植物を見られてよかった。金北山へ初めて登った。山頂の風は意外に涼しい。山頂では太陽光が違って感じられる。」「佐渡には、たくさんの素晴らしい光景があると思ったので、いろんな人に広めていきたいです。」などの感想が聞かれました。
海あり、平野あり、そして山あり。佐渡の地形はバラエティーに富んでいます。そのルーツを探りながら壮大な大地の鼓動をこれからも見ていきたいと思います。
澄んだ青空のもと金北山の頂上を目指して歩きます。
ガーネット? この赤い結晶は何だろう?
鉱物の観察をしています。
ブナ林で休憩。ここで一句「静けさや岩にしみいるエゾゼミの声」字余り。
乙和池も見学しました。浮島に空いた穴がハート形?に見えました。