市民講座中級コースで椿尾の石切場を見学!

9月28日(土)、16名が参加したジオパーク市民講座中級コースは、西三川周辺で石工の里にある石切場を見学したり、海岸でとても小さな微(び)化石を探したりしました。

前回とは打って変わって雨模様の中、石工の里のガイドに案内していただき、椿尾石切場の見学を行いました。

椿尾ではデイサイト(石英安山岩)という岩石が分布しており、昔からこの石を使って石仏が作られていました。受講生は「はじめて来た!すごい!」と、山の中に巨大な石切場があることに驚いていました。

午後からは、海岸で微化石探しに挑戦。ひとつ見つけると、化石を含む岩石の特徴を把握し、あちこちで「あった!」「これ!?」という声が上がっていました。

 

次回は室内で岩石薄片を作ります。石を0.03ミリまで薄く削ります。お楽しみに!

ジオパークの看板を用い、石切場の位置などを説明するガイド。かつては多くの石工がいましたが、現在、現役の石工はたった一人だそうです。

当時の写真と見比べながら、石切場跡を見学。

「ジブリの世界みたい」と、女性参加者からコメントがありました。

第5回の中山峠で観察したものと同じ時代の珪藻土を観察。珪藻土に降った雨がすぐに乾いていくのを見て「おもしろーい!」と受講生の皆さん(笑)

「見つけるまで全員帰れません!」

必死に探した結果、全員が微化石を見つけることができました。

お知らせ

カテゴリー
年間アーカイブ

その他の関連記事

            記事一覧を見る