ジオパーク市民講座「第5回、6回の入門(自然探究)コース」を開催しました。

9月8日(日)および21日(土)に市民講座入門(自然探究)コースが行われました。2回の合計で46名の方から参加していただき、講座のテーマに沿って佐渡の自然を探究しました。

8日の講座では、外海府海岸から沢根にかけてのエリアで見られる化石を古い順番に観察し、当時の気候や環境を参加者の皆さんと一緒に考えました。大陸時代から浅海、深海そして再び浅海と変化していった昔の環境を化石たちは示してくれました。

また、21日の講座では、グリーンフラッシュを一目見ようと計画したコースでしたが、あいにくの曇り空となり、日本海に沈む夕日と星空は見ることができませんでした。そこで代案のウミホタルの採取と観察を行いました。沢根の海岸で仕掛けを投入して待つこと5分、引き上げられた仕掛けの中にはたくさんのウミホタルが入っていました。暗闇の中に放たれるウミホタルの青白い光は、あたかも夜空に輝く昴(すばる)のようでした。

佐渡の自然は面白い! まだまだ見たことのない世界がたくさんあるのかもしれません。これからも好奇心をもって探究していきましょう。

珪化木発見! 大陸時代の化石です。

平根崎での化石観察。日本海誕生時の化石を観察しました。

質場川にて貝化石を観察。寒流系の浅い海にすむ貝が多く見つかりました。

まるで昴、海原に散りばめられた青い星々。ウミホタルの発光のようすです。

お知らせ

カテゴリー
年間アーカイブ

その他の関連記事

            記事一覧を見る