修学旅行用モデルコースをつくろう!

7月31日(水)、8月1日(木)の2日間、30度を超える猛暑日の佐渡で、ジオパーク学習を含む修学旅行のモデルコース作成を実施しました。

島内はもちろん、島外からも学校の先生方にお越しいただき、ジオパークガイドや観光関係者とともに、現地視察とグループワークを行い、6つのコース案を作り上げました。

1日目の現地視察では、佐渡の大地の魅力や価値だけではなく、人の暮らしとの関連性、そして、これまでつなげて考えていなかった場所同士をつなぐ「ジオストーリー」を紹介しました。

2日目のワークショップでは、1日目の視察をもとに6つの班に分かれてグループワークを行いました。ドローンやARを駆使し、地形を観察する学習を提案する班や、「掘る」をキーワードに、小木半島で横井戸を掘った歴史と、相川の金銀山を掘った歴史をつなぐ班もありました。コース案の発表後には、公益財団法人日本修学旅行協会の竹内理事長より講評をいただきました。

6つのコース案の中には工夫すれば実現可能なものも多くあり、今後検討していくこととなりました。

今回の研修会で提案された内容は、今後の佐渡における修学旅行コースに活かされる予定です。

 

本気で佐渡ジオパークのことを考える2日間となりました。立場、職種の異なる多くの人が佐渡ジオパークのことを考えてくださっていることを実感した研修会でもありました。多忙の中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!!!

現地視察(小木)の様子。たらい舟船頭さんから、ジオパークに関するお話を聞きました!

現地視察(相川)の様子。佐渡最大級の金鉱脈「青盤脈」の前にて。巨大な金鉱脈ができた理由を探りました!

班別ワークショップ。小学生40名、バス1台、3時間。どうやって佐渡やジオパークの魅力を伝えましょうか?

発表の様子。小木半島の特産品「いももち」に注目し、大地との関連性をひも解くコース等が提案されました。

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