二見半島を海水浴場駐車場から見学。普段は何気なく見ていて気づきませんが、階段のような地形になっています。
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7月27日(土)、14名が参加した第5回中級コースでは沢根周辺を中心に巡りました。
台風接近の影響で蒸し暑く、立っているだけで汗が止まらない猛暑日でしたが、みなさん熱心に講師のお話を聞いてくださいました。
佐渡がまだ海の底にあった頃の地層を見学・サンプリングし、室内で顕微鏡観察を行いました。林道で見られるごく普通の「地層」ですが、爪の先ほどの量があれば、たくさんの微化石「珪藻化石」を観察することができます。
今回は、火山灰のサンプリングも実施しました。佐渡には、約9万年前に熊本県の阿蘇山から飛んできた火山灰も確認されています。今回は火山灰も顕微鏡で観察しました。顕微鏡を覗くとたくさんの火山ガラスが見られ、受講生たちは「阿蘇から火山灰が飛んできていたなんて!」ととても驚いていました。
次回は中級コースも折り返し地点。暑いので野外には出かけず「真夏のジオカフェ」を実施します!
二見半島を海水浴場駐車場から見学。普段は何気なく見ていて気づきませんが、階段のような地形になっています。
教科書に載っても良いくらいの「ザ・地層」。貝化石が多く含まれ、この地層を通ってきた水で、かつてお酒を作っていた酒造も紹介しました。
顕微鏡観察。スライドガラスに乗せる試料が多すぎても少なすぎてもうまく観察できません。みなさん、苦労しながらも観察を行っていました。
珪藻化石。1ミリにも満たない化石ですが、約1200万年前、佐渡が深海底にあったことを教えてくれます。