佐渡で見つかる化石の中で、もっとも古いものはおよそ3億年前のものです。これは、恐竜が誕生するよりも、さらに昔の時代になります。
この古い時代の化石として見つかるものの中に、「放散虫(ほうさんちゅう)」と呼ばれる生き物が居ます。
放散虫は、ガラス質の「から」を持つ、おおきさが0.1 mm程度の生き物です。約5億年前から現在まで、進化を繰り返しながら生き続けている生物たちです。
今回のミニ展示では、そんな佐渡のもっとも古い時代も知る「放散虫」について、「どのような生き物なのか?」、「佐渡ではどこで化石が見つかっているか?」、「放散虫化石を調べることでどんなことが分かるのか?」などを分かりやすく解説します。
ぜひ、この夏は佐渡ジオパークセンターに訪れて、佐渡の大昔をしる「かたりべ」たちの声に耳をかたむけてみてください!