伝統的な農業方法や市民の協力により、大型鳥類に属するトキがここまで野生復帰できたことなど、日本で初めて世界農業遺産に認められた佐渡の取組みを説明してもらいました。
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令和5年2月22日(水)に「世界農業遺産」学習会を開催しました。
佐渡を訪れる観光客の方に世界農業遺産に認定された佐渡の取組みをお伝えできるよう、観光ガイドを対象にした学習会を行いました。ジオパークとの関連も含めて理解してもらえるような学習内容で、座学と現地見学の二本立てで行いました。
ジオパークガイドはもちろん、金銀山ガイド、トキガイド、通訳案内士、笹川の景観を守る会の方など、スタッフも含めて約40人が参加する学習会となりました。
座学では2人の講師による講話がありました。
まず佐渡市農林水産部 農業政策課の五十嵐さんから「世界農業遺産とは?」というタイトルで世界農業遺産、世界農業遺産に認定された佐渡の取組み、ガイド案内としておススメの場所などのお話をいただきました。
続いて、「段丘の田んぼと国中平野の田んぼは違うのか?」というタイトルで佐渡ジオパークガイド協会の池会長から、段丘と国中平野の成り立ちや違いを含めて佐渡の田んぼに関するお話をいただきました。
現地見学では、佐渡ジオパーク推進協議会の相田推進指導員の説明でトキのテラス、清水寺、国中平野を巡りました。
この学習会の参加者からは世界農業遺産への理解が深まり、佐渡ジオパークへの関心も高まり、また座学も現地見学も満足との感想をいただきました。
今後もこのようなジオパークと関連のある取組みを紹介する学習会を開いていきたいと思います。
伝統的な農業方法や市民の協力により、大型鳥類に属するトキがここまで野生復帰できたことなど、日本で初めて世界農業遺産に認められた佐渡の取組みを説明してもらいました。
気温が高く、降水量も少なかった平成24年度のコシヒカリという高温に弱いお米に関連したデータを使用し、佐渡の土壌の説明や、海成段丘と沖積平野の特徴などをお話していただきました。
清水寺で見られる生き物や植物を中心にお話をしました。
ふゆみずたんぼの農法により生き物が増えてきていることや玉作遺跡についての説明がありました。