ガイド養成講座第3回は元小木でガイディング学習を行いました。

ガイド養成講座第2回から4回まではガイド案内の方法を学びます。毎回違う認定ガイドを講師に迎え、受講生にガイドの仕方を学んでもらいます。12月5日(日)は元小木での学習で、受講生3名が湧水と枕状溶岩、矢島・経島の案内方法について学びました。

午前中は、ガイド協会池会長によるジオガイドとしての意識や役割についてのお話のあと、受講生に下見の仕方についての説明がありました。安全確認や道路情報だけでなく、お客様目線で見ながら珍しいものや気になったことを確認する機会でもあることを伝えていました。

午後は阿部ガイドが、元小木のガイド案内を実施してみせました。どのような流れで構成されているのかを学んだあと、2班に分かれて、受講生が案内をしました。受講生各自が自分達で準備してきた内容に、新たに学んだ情報などを取り入れ、完成度の高い模擬案内をしていました。講師の認定ガイド2名も大絶賛!!!

下見の際に何をするのか。安全確認などはもちろんですが、いつでもお客様に聞かれたときに答えられるよう、どんな情報も入れておく重要性も話していました。

講師の阿部ガイドによる模範ガイド。説明の流れも上手に組まれており、フリップの見やすさや見せ方、お客様とのコミュニケーションに至るまで、参考になることが多々ありました。

受講生による模擬案内。元小木の湧水がいかにこの地域の人にとって重要か。水が湧き出てくる理由や水がどのように使われているのかを含めて説明しました。

元小木では、枕状溶岩のほかにも隆起波食台を見ることができます。小木の成り立ちとからめて、そのできかたをどのように説明するのかを実践してみました。

隆起波食台を実際に見てもらい、そのでき方も含めて説明してみました。講師の案内を参考に、図を使って分かりやすい説明を心がけていました。

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