ジオパーク市民講座「第3回入門(自然探究)コース」を開催しました。

7月6日(土)に第3回の市民講座入門(自然探究)コースが行われました。20名の方から参加していただき、本講座のテーマ「感激!黒い大地がつくるビューポイント巡り」を楽しみました。

講座のスタートは、虫谷の入り江です。静かに打ち寄せる波、黒い溶岩と緑が映える木々を見ながら浜辺に腰をおろし、ゆったりとした時間の流れを感じることができました。次は、琴浦の海食洞、巨大な海食洞群は小木半島の特徴的な地形であり、海底火山とのつながりを考えながら、洞窟のエメラルドグリーンの海を満喫しました。続いて宿根木の隆起波食台、深浦の段丘地形、神子岩のカンラン石(ペリドット)、潜岩の枕状溶岩と巡り、最後に沢崎の隆起波食台につくられた生簀跡を見学しました。

参加者からは「今まで気付かなかった、見えなかったたくさんの見どころがまだまだあることを感じました。そして今日は新たな発見がたくさんありました。」等の感想が聞かれました。

今回のテーマ「黒い大地」は、海底火山で噴出した玄武岩の色からくるもので、小木半島全域がこの玄武岩でできていること、そして玄武岩のもつ特徴が地形や地質に大きく関係していることを探究した講座でした。

琴浦の海食洞には、たくさんの磯の生物が見られます。

タウンページの表紙にも使われている青の洞窟(竜王洞)です。

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