3D海底地形図で日本列島や佐渡周辺の地形を確認し、特徴を述べる児童。「佐渡のまわりはごちゃごちゃしているけど、太平洋側はつるっとしている!」
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6月19日(水)、佐渡市立二宮小学校の6年生22名が地震と津波について学習しました。
防災学習のため来島予定だった新潟地方気象台の職員が、前日の6月18日(火)22時22分に発生した震度6強の地震の影響により来島できなくなったため、急遽ジオパーク推進室職員による「地震」と「津波」に関する学習を実施しました。
佐渡島は地震によってできた島といっても過言ではありません。何万年もの長い年月をかけて地震を繰り返し、現在の形になりました。地震によって隆起し、高くなった山からは水が流れ、平野の水田を潤します。水田には小さな生き物がすみ、トキはその小さな生き物を食べにやってきます。
災害は発生すると大きな被害をもたらすこともありますが、長い年月で見ると、私たちに恵ももたらしてくれます。
大地と人の暮らしとの関わりを知り、災害時の正しい知識を身につけ、いざという時には命を守ることができる人になってほしいと思います。
3D海底地形図で日本列島や佐渡周辺の地形を確認し、特徴を述べる児童。「佐渡のまわりはごちゃごちゃしているけど、太平洋側はつるっとしている!」
断層によって地層がずれると、どうなる?
地層の動きをシミュレーションしてみました。
海岸にいるときに地震が発生したら、どこにどうやって逃げる?
地形図を使って、高台への逃げ道を考えました。
佐渡は地震を何度も繰り返し、高い山を持つ島となりました。そうしてできた島だからこそ、この島にしかない恵もあるのです。