佐渡ジオパークが、日本ジオパークに条件付き再認定されました。

令和5年12月14日に、佐渡ジオパークほか4地域の日本ジオパーク再認定の可否を決定する第50回日本ジオパーク委員会が、東京都千代田区で開催されました。

その結果、次のリンクのとおり、佐渡ジオパークの条件付き再認定が決定されました。

(上記の「日本ジオパーク再認定審査結果の引用)
この4年間で、エリア内の佐渡赤玉石をはじめとする地質物品の販売者を減らし、採取を停止させることに成功した。世界遺産候補や世界農業遺産の取り組みとジオパーク活動との連携が進み、佐渡全体として活発な教育活動の結果、地域に愛着を持つ若い世代も増えている。しかし、地質以外の遺産の多くが、未だにジオパークの構成要素として充分に価値づけられていない。緊急に自然や文化の遺産をジオパークのサイトとして評価し、それらの保全と活用を進める必要がある。
以上のことから、日本ジオパークとして条件付き再認定とする。
(引用おわり)

日本ジオパークに認定された地域は、地質資源の保全と活用の取組やジオパーク活動の進展などについて、定期的に日本ジオパーク委員会の再認定審査を受けます。

このたびの日本ジオパーク委員会での再認定審査に先立ち、11月8日から10日に、調査員2名が佐渡を訪れ、島内で各種調査を行いました。現地調査では、津神神社、両津大川集落、きらりうむ佐渡、佐渡金山、尖閣湾、達者棚田、佐渡博物館及びしまふうみ等に赴き、視察と地元の方々や関係者からの聞き取り調査が行われました。

日頃から佐渡ジオパークの活動にご協力いただいている皆様、再認定審査にご協力いただきました皆様、このたびのご支援を深く感謝いたします。誠にありがとうございました。

今後も、佐渡ジオパーク推進協議会では、佐渡の地質資源を大切に守り、活用しながら、市内外の皆様に楽しんでいただけるよう活動してまいります。皆様の引き続きのご理解ご協力をお願いいたします。

日本ジオパーク委員会からの審査結果の電話を受ける様子。左から渋谷副会長、渡辺会長、香遠副会長

審査結果の発表を一緒に見守ってくださった皆様と、決意を新たに集合写真を撮りました。

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