海岸を歩いていると貝殻(かいがら)を見つけることができます。貝は内臓などの大事な器官を硬い「殻」で被って守っています。
実は貝のほかにも「殻」を持つ生き物は世の中に多くいます。例えば南の島の砂浜で見つかる「星の砂」は、大きさが0.1 mmくらいしかない動物プランクトンの仲間「有孔虫」の1種です。 ほかにも植物プランクトンの仲間である「珪藻」もガラス質の殻をもつ生き物です。この珪藻の殻が深い海の底でたまり、長い年月をかけて押し固められたのが「珪藻土」です。最近は足ふきマットやコースターなどに活用されています。
このような様々な生き物の「殻」を集めた「殻(から)コレクション」、略して「からコレ」を開催します。 「殻とは何なのか?」「殻にはどんな特徴があるのか?」などを分かりやすく解説しています。