コースはきらりうむ佐渡から始まります。この施設では金の採掘から小判ができるまでの当時の行程を学びます。教育旅行では、ジオガイドが学んだことを確認してもらうのですが、自身の経験も含めて、講師の学芸員がその際の注意事項や提案を行っていました。
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昨年夏に、新潟県内小学校の先生や佐渡ジオパークガイドなどの参加・協力の下、佐渡での教育旅行(修学旅行)向けのコース、4コースを作成しました。
その内の1コース、「石うすでたどる金銀山」コースの佐渡ジオパークガイド向け研修会を11月23日(月・祝)に行いました。
この研修会は、修学旅行の行き先に佐渡を選ぶ学校からこの佐渡ジオパーク学習モデルコースにガイドを付けて欲しいという要望があった時に備えてのもので、14名のガイドが参加しました。
研修会は、11月1日(日)に小木コースの研修会をした時同様、教育旅行でガイドに求められることなどの説明をした後、コースの行程を一通り巡る現地研修がありました。
きらりうむ佐渡や佐渡奉行所跡では各施設のガイドさんの案内を受け、内容を学ぶとともに、コース全体の中での各施設の説明とそのあとの行程でのジオガイドの説明とのつなげ方などを皆で確認しました。
修学旅行で佐渡を選ばれる際には、ぜひジオガイドとともに佐渡を深く学べる佐渡ジオパーク学習モデルコースをお申込みいただければと思います。
お問合せ、お申込先は佐渡観光交流機構となっており、今回の研修にはその佐渡観光交流機構のアドバイザーにも参加していただき、確認をしていただきました。
コースはきらりうむ佐渡から始まります。この施設では金の採掘から小判ができるまでの当時の行程を学びます。教育旅行では、ジオガイドが学んだことを確認してもらうのですが、自身の経験も含めて、講師の学芸員がその際の注意事項や提案を行っていました。
コースで2番目に訪れるところは、佐渡奉行所跡です。まず佐渡奉行所の役割や内部の説明から始まり、その後、鉱山で採れた金鉱石から金を取り出す行程の一部を体験しました。お客様になりすぎてましたが、ここでジオガイドがまとめとしてどういったことを伝えられるかを学芸員が説明をして引き締めていました。
コース3番目に訪れたところは、金山第3駐車場です。石うすが間近で見られる、触れられる場所です。生徒にどのように楽しんでもらいながら、この道具の特徴に気付いてもらえるよう導いていけるかを話し合いながら内容の確認をしていました。
コースは夕白町で終わります。大地が作りだした石の特徴を上手く利用して、金銀山で使われた道具が、捨てられることなく、今も人々の暮らしの中に存在し続けているということを確認します。ただ一方的に話すのではなく、生徒に楽しみながら気付いてもらえるような工夫をした説明の仕方を探りながらこの場所の研修も終わりました。
佐渡観光交流機構のアドバイザーから最後に感想をいただきました。