第7回日本ジオパーク中部ブロック大会が佐渡で開催されました！

第7回日本ジオパーク中部ブロック大会が11月23日（土・祝）～11月24日（日）に佐渡で実施され、佐渡を含めた10地域のジオパーク関係者56名が参加しました。

中部ブロック大会とは、比較的集まりやすい隣接した都道府県のジオパーク地域が年に1度集まる会です。このブロック大会を通じて、各地の情報交換や経験の共有を重ねることで、ジオパーク活動に取り組む地域が互いの活動の発展を目指すことを目的としています。

1日目は「事例紹介」とジオパークガイド向けの「研修会」を開催しました。

事例紹介は「ジオパークを用いた宣伝・商売の実例紹介」をテーマとして、各地の事例紹介を行い、活発な意見交換が行われました。

研修会はガイド力向上を目指す「TORE（トレ）理論実践のワークショップ」と題して伊豆大島ジオパークから西谷香奈氏を講師として招き、ガイドを行う上で大切な「伝える技術」をどのように向上させれば良いかを学びました。

2日目は、2グループに分かれ、佐渡ジオパークガイド協会が考案したコースを巡り、それらのコースに対する意見出しを行いました。今回実施したコースは、出された意見を取り入れてHPへの一般公開を目指しています。

参加者からは「各地のガイドさんの話が聞けてよかった」「新設コースのお試しツアーという手法は参考にしたい」などといった声を頂きました。

このようにジオパーク活動は自分の地域だけでなく、他地域との交流を通じて自分たちの地域の課題をとらえ直すことができるのも大きな強みの1つです。