3者が連携し、防災教育を実施しました!

10月18日(金)、佐渡市立二宮小学校5年生の児童31名を対象に、防災教育を実施しました。6月19日に発生した山形県沖の地震の影響で延期となっておりましたが、ようやく実施することができました!

今回は、新潟地方気象台、佐渡市防災管財課、そしてジオパーク推進室の3者が連携し実施した初めての授業です。

新潟地方気象台の職員からは、気象台の仕事内容や、佐渡の気象の特徴、川の氾濫から身を守るためにはどのようにしたら良いか?など、専門的なお話をしていただきました。

佐渡市防災管財課の職員は佐渡市ハザードマップを児童へ配布し、マップの見方や使い方などを紹介しました。

そして、まとめとして、ジオパーク推進室の専門員が何度も地震を繰り返して海底から持ち上がった佐渡には高い山があり、山から流れ出る土石流などで島中央部の平野が作られたことを紹介しました。

災害は大きな被害をもたらしますが、佐渡は何度も地震や土石流のような災害を繰り返し、現在の地形になりました。そうしてできた島に人間が暮らし、文化を築いてきたのです。

ジオパークでは地震や津波などの災害が発生するメカニズムを伝えることを行ってきました。しかし、いざ災害が起きた場合、どのような行動をとるべきか?については伝えきれていませんでした。今回、3者が連携したことにより、伝えきれなかった部分を多くの児童に伝えることができました。

新潟地方気象台職員による雷に関する○×クイズ。意外と難しい!

屋外で雷が鳴った時の対処方法をみんなで実践!

しゃがんだ姿勢でかかとどうしをくっつけ、かかとを地面から浮かすのがポイントです。

佐渡島内の各家庭に配布されているハザードマップですが、児童たちの認知度はゼロ…。

「おうちに帰って、ハザードマップがあるかどうか、お父さんやお母さんに聞いてみて。それが今日の宿題です。」

休憩時間中にハザードマップを確認する児童たち。自分の家の周り、親戚の家の周りなどを興味津々で確認していました。

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