まず、将棋のコマくらいの大きさに切った岩石の表面をみがいていきます。
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第10回目のジオパーク市民講座中級コースでは10月19日(土)、20日(日)の2日間に分かれて計14名の方が岩石薄片(がんせきはくへん)作りに挑戦しました。
岩石薄片とは、光が透けてしまうほどの厚さまで岩石を薄く削ったものです。その厚さは約0.03ミリ!
薄片を「偏光顕微鏡(へんこうけんびきょう)」と呼ばれる専用の顕微鏡を使用して見ることで、岩石に含まれる鉱物を観察することができ、岩石の種類を知ることができます。
岩石の種類が分かることで、大昔にどんなことが起きていたかを知ることもできるようになります。
受講生からは実際に作業を行ってみて「作業は時間がかかったが、楽しかった!」「実際にやってみたことで、薄片作りの流れが理解できた!」などの声を頂きました。
次回は新潟大学とのコラボ授業! 「伝えるって楽しい!」と題してインタープリテーションについて学びます。
まず、将棋のコマくらいの大きさに切った岩石の表面をみがいていきます。
みがいた岩石を接着剤でスライドガラスに貼り付けます。
スライドガラスに岩石を貼り付けたら、「岩石カッター」と呼ばれる機械を使ってスライドガラスからはみ出ている岩石の余分な部分を切り落とします。
スライドガラスに残った部分の岩を手作業でさらに薄く削っていき、0.03ミリの厚さを目指します。
完成した薄片を自作の偏光顕微鏡にセットして、いよいよ観察!
顕微鏡を通して薄片を観察した様子。「万華鏡みたい!」という声が参加者からは出ていました。