「佐渡ジオパーク副読本活用授業」研修会(小学校教員向け)開催!

佐渡ジオパークのオリジナルストーリーをまとめた入門書「よくわかる佐渡ジオパーク」の小学校高学年用の副読本が完成し、それを活用してどのように授業をするか、学習指導案をどのように作成するか、などの研修会を開催しました。

当日はまず初めに、相田満久ジオパーク推進指導員が作成した指導案をもとに、両津小学校5年生を対象に公開授業を行いました。両津小学校の近くの加茂湖を題材に、佐渡島の成り立ちや加茂湖にすむ生き物、食材、「川開き」祭りのはじまりなど、加茂湖の形成と人の暮らしを関連付けて説明しました。

授業中、5年生の児童は、身近な加茂湖について知っていることを積極的に発言したり、「川開き」祭りの名前の由来を知って驚きの声をあげたりして、興味津々の様子でした。

その後、小学校教育研究会の社会科部・総合部・理科部の先生方が、勤務校の地区ごとに分かれ、ジオサイトを教材にした授業の構成について、副読本を活用しながら協議しました。

授業の導入部分や到達点はどうするか、途中で見つけた生き物や植物についてどうやって学びを広げるか、どのジオサイトで学習指導要領に沿った内容が学べるか、地域特有の食についても学習させたいなど様々なアイデアが出て、とても楽しそうに話し合っていました。

各班の発表に相田指導員がコメントし、さらに授業の構成が深まり、充実した研修会となりました。

今後は、中学年用副読本や幼児・低学年用の絵本の制作も予定しており、ますます学校でのジオパーク学習を充実させていきたいと考えております。

相田推進指導員が28名の小・中学校の先生の前で、副読本を活用した公開授業を行いました。

両津小学校5年生の児童21名が、地元の加茂湖について、クイズ形式で楽しく学びました。

佐渡市教育委員会の香遠教育長からも、ジオパーク副読本の活用について推奨していただきました。

「よくわかる佐渡ジオパーク」高学年用副読本を活用したジオサイト散策を検討中。

相川・金銀山エリアには見どころがたくさん。佐渡の歴史や文化に触れる授業を協議。

作成した授業構成案を発表し、他の先生や相田指導員の意見をもとに修正が加えられました。

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