総合的な学習の時間を使い、ジオパーク専門員がお話をさせていただきました。トキと島のなりたちを関連させてお話しました。
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10月30日(水)、佐渡市立新穂中学校3年生の生徒を対象に、ジオパーク専門員が出前授業を実施しました。
ジオパークの視点から見た佐渡の良さを紹介し、なぜその良さに気づくことができたのか?というお話をしました。
大学へ進学するために島を離れた後は、もう戻ってこないだろうと考えていた専門員ですが、大学で学んだ地質学の視点で佐渡をもう一度見たとき、考えが180度変わりました。佐渡は、大学の実習でも訪れるような素晴らしい地質・地形を持つ島であることを実感したためです。島を離れ、地質学という視点で佐渡を見つめ直さなければ、このように思うことはなかったかもしれません。
地殻変動によって海底から持ち上がったことにより高い山ができ、平野には田んぼが作られ、エサを求めてトキがやってくる島は、世界中探してもこの島だけです。そして、世界農業遺産や日本ジオパークなどの外部評価がきちんとなされていることも佐渡の強みです。
最後に、「こんなハイスペックな島はほかに無いよ」と生徒たちへ伝えました。一人でも多くの人が、この島に生まれたことを誇りに思ってほしいと思います。
総合的な学習の時間を使い、ジオパーク専門員がお話をさせていただきました。トキと島のなりたちを関連させてお話しました。
「今やりたことは?」生徒同士でおしゃべりタイム。
自分の夢や目標を誰かに伝えるって大事なことだと思います。