ジオニュース

「椿尾岩塚山石丁場」の竹伐採作業を行いました

2015年6月18日、掲載

6月10日、椿尾地区にある「椿尾岩塚山石丁場」の竹伐採作業を行いました!

この石丁場には6つの丁場があり、今回はその中の2つ「赤坂丁場」と「岩塚山丁場」の作業をしました。

岩塚山石丁場からは、かつて椿尾石(岩石名:真珠岩質デイサイト)という、とても細工のしやすい石が採れました。主に石地蔵や墓石、鳥居や狛犬など広く利用され、全盛期であった明治後期〜大正時代には、佐渡全島のほか北陸近県、山形、秋田、北海道にまで出荷されました。

採掘がほとんど行われなくなった現在は、「椿尾能楽石工の里の会」の皆さんにより維持管理されています。ジオパークのコースとして整備工事をする、ずっと前からです。

この写真の左側が、作業した場所になります。

さっきの場所から左側を見たところ

岩塚山という名の通りここは山。整備工事から数年経ち、石丁場には垂れ下がった無数の竹が…。これを金子会長と安藤さん、そして私(ジオパーク推進室職員)の3名で伐採しました。

「今年はマムシが多いから気をつけて〜」と、やさしい声をかけてもらえますが、現場はのけぞるような急斜面。そのうえ前日の雨で、ずるずるにぬかるんでいる! マムシに気を払う余裕なんてありません。腐葉土で覆われているとはいえ、元は石を切り出した場所なので、まさに、ほんとうに、崖なんです。(写真で伝わるだろうか)

斜面の上から見てみると

足元にマムシがいるかもしれません。が、気を払う余裕なんかないいぃっっ!

斜面から遊歩道を望む

赤坂丁場、やっと作業終盤!

傾斜角60度の急斜面です。伝わるかな…

遊歩道はまだまだ上のほう…

いよいよほんとうに作業終盤です。ふう…

岩塚山丁場の斜面から

こちらも傾斜角60度の急斜面。高さ150㎝くらいの藪が生い茂っています

頼もしい山の男たち

お二人に圧倒的な力量の差を見せつけられて、作業を終えました。

結局この1日で作業できたのは、6つある丁場のうち、たったの2つ…。これからまだ竹だけではなく広大な面積の草刈りも行わなければなりません。

伐採完了!

疲れ切って帰る道

大変な作業ですねと話す私に、「椿尾の宝だから」と笑うお二人。
「お客さんが雨宿りできる屋根を作りたいなぁ」
「休憩スペースもなぁ」

どこまで素敵なんでしょうか…。

こんな素敵な方々が守っている椿尾岩塚山石丁場へ、ぜひとも遊びに来てください。椿尾集落には他にも六地蔵や気比神社能舞台など、神秘的なものが満載です!

ジオツアーのご相談、ご依頼、いつでもお待ちしております! 金子会長が直々にガイドしてくれるかも?

安藤さん(左)と金子会長(右)。ありがとうございました!

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